
本日もVogLe本の紹介です。
《江戸しぐさ》
著者 越川 禮子
商人の町、江戸の町の言葉や文化、ちょっとした《粋なしぐさ》が紹介されています
雨の日にすれ違う際に傘を斜めにしてぶつからないようにする《傘かしげ》や、狭い道でぶつからないようにお互い肩を引いて斜めにすれ違う《肩引き》などは、代表例だそう。
現在ももちろん残っている文化ですが、江戸時代の人々が、気持ちよく過ごすために始まった文化だと知ると、いつもより愛着のわく行為となりますね。
江戸の風紀を乱さぬよう、しっかり見張っている《風紀係り》のような存在のひともいたという説もあり、驚きでした。

また一つ日本のいい文化を知ることができて、嬉しく思うと共に、
もしかしたら、今の私達が何気なくしている習慣が後々の人東京の粋な習慣になるのかもと思ったらなんだか楽しみな気持ちになります。